脳の障害につき5級を取得し、3,000万円を獲得した事例

急性硬膜下血腫、術後脳挫傷後の高次脳機能障害につき5級を取得し、示談交渉では主夫の家事労働制限が全面的に認められ、3,000万円を獲得した事例
ご依頼者 被害者K様(70代男性)のご家族
後遺障害等級 5級2号
傷病 急性硬膜下血腫・術後脳挫傷
症状 注意障害・情動障害
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ご依頼の経緯

青木弁護士:
どのような経緯で当法人にご依頼いただいたのですか?

 

K様:
保険会社や病院とのやり取りなど、分からないことが多すぎてとても一人では手に負えないと思い、頼れる弁護士を探していました。
市の無料相談にも行って話を聞きましたが腑に落ちず、色々調べてみようと思いました。父と似た症状や事故のことをインターネットで検索したのですが、ネット上には色々なことが書かれており、情報が溢れていて何を信じて良いかわかりませんでした。とにかく無料相談を受けてみようと思い、いくつかの法律事務所を訪ねました。
弁護士というとすごく固い感じがしますが、弁護士法人オールイズワンは私の話をよく聞いて下さり、明るく、一緒にやっていきましょうという感じを受けました。他の事務所では、「医師との面談などできません。」と言われたり、「無理ですね、(後遺障害)等級は自分で取って下さい。」と突き放されたこともありました。
父の入院中から示談まで、何をしておけば良いか全くわからなかったのでいろいろ相談したかったのですが、あまり話も聞いてもらえない感じでした。
そのような中でとにかく親身に話を聞いて下さったのがオールイズワンでした。

初めての相談


青木弁護士:
初めて相談にいらした時のお気持ちはいかがでしたか?

 

K様:
あの頃は鬱になりそうでした。事故から1週間後くらいから、医師に「やることはやりました。あとは治るかどうかわかりません。」と言われ、主治医と距離を感じていて、病院に行くのが怖くなっていました。
初めて青木先生とお会いした時、後遺障害等級うんぬんよりも安心感を得た方が大きかったように思います。
今だから言えることですが、後遺障害等級が認定されるかされないかはどうでもいいと思っていました。とにかく頼れる先生が見つかったという安心感が大きかったのです。

後遺障害等級認定

K様:
病院に行くのが怖かったので、後遺障害診断に同行していただけて、本当に安心でした。高次脳機能障害で5級という結果には本当に驚きました。

 

青木弁護士のコメント
症状がかなり薄いケースでしたので、等級申請の準備段階で目標としていた5級認定という可能性は、ご家族に申し上げていませんでした。後遺障害等級申請時には、お父様の脳の損傷部位から考えられる症状について、ご家族から詳しくお教えいただいた上、検査結果を突き合わせ、著明と言える症状に絞って等級申請書類をまとめたことが5級取得につながったと思っています。その意味で、当法人の得意としている高次脳機能障害の等級取得技術が、いかんなく発揮された事案であったと言えます。

示談交渉

K様:
お任せしておけば大丈夫だと思っていました。

 

青木弁護士のコメント
当初、相手方は男性の家事労働など絶対認めないと言ってきました。これについては、事故前、お父様が体調を崩されていたお母様に代わって家事をされていた 生活状況を相手方に示す必要がありました。そこで、お母様の主治医にも多大なご協力をいただき、結果として主夫としての休業損害はもとより、後遺障害逸失利益についても家事従事者ベースで獲得することができました。
自賠責保険の後遺障害等級の審査に長い時間がかかりましたから、何としてもスピーディに示談を成立させたいと考えていました。

ご依頼の感想

青木弁護士:
当事務所に実際にご依頼になってみて、いかがでしたか?

 

K様:
私の場合、もしあの時、弁護士費用特約がなかったら自分でやっていたのかと思うと、いったいどうなってしまっていたことかと思います。特約があってもなくても、やはり専門家に頼んだ方が良いと思います。まずは色々なところで話を聞くことから始めても良いと思います。大切な家族が事故に遭ってしまった時は判断力が鈍っているので、自分の中で抱えてしまうと大変です。
もし、青木先生にお会いできていなかったら、どういう終わり方になってしまっていたのだろうと思います。頂いたご縁は大切にしないといけないものだとつくづく感じました。ホームページでオールイズワンを見つけたとき、青木先生のエネルギーがひしひしと伝わってきたことを今も思い出します。
本当にありがとうございました!

真の交通事故被害者救済に向けて~弁護士法人オールイズワン~
真の交通事故被害者救済に向けて~弁護士法人オールイズワン~