腰の骨折につき併合7級を認定され、2,753万円を獲得した事例
ご依頼者 | S様 70代女性/主婦 |
後遺障害等級 | 併合7級 |
傷病 | 腰椎圧迫骨折、左鎖骨骨折 |
ご依頼の経緯
S様:
長男がインターネットでいろいろな法律事務所を調べた結果、「オールイズワンの青木先生は、交通事故のベテランだよ。」と、弁護士法人オールイズワンに電話してみるよう促されました。
長男は、自分の体もまだ治療が必要なのだから、損害賠償のことは専門家に任せたほうが良いと心配して調べてくれていたのです。私も何軒か法律事務所のホームページを見てみましたが、怪我のことや医学的なことがこんなに詳しく書いてある事務所はなかったので、ここが良いかなと思いました。
初めての相談
青木弁護士:
初めて相談にいらした時のお気持ちはいかがでしたか?
S様:
実際にお会いしてみて、これで全部お願いできると思いました。本当に安心しました。
お会いする前は、事故の時のことを思い出す度、とにかく悔しさがあふれてきて、「うまく話せるかしら」、「何か難しいこと言われるかしら」と気を揉みましたが、全くそんなことはありませんでした。先生は、私の気持ちを一生懸命聞いて下さり、とても嬉しかったです。
後遺障害等級認定について
青木弁護士:
後遺障害診断書作成から結果が分かるまでを振り返ってみていかがですか?
S様:
後遺障害診断の時は、青木先生が主治医宛に、後遺障害診断書に書いて欲しいことや、行って欲しい検査について要望を出して下さり、私はその診断書を持って病院に行くだけでしたので安心でした。
示談交渉の経過
青木弁護士:
示談交渉が始まって以降の印象はどうでしたか?
S様:
賠償金そのものについて、私は意外と頓着ありませんでしたが、目に見えないお金(お見舞いに来てくれた方へのお車代、食事代など)が結構かかっていましたから、それが出れば良いなというくらいに思っていました。
2,700万円という示談金額には、びっくりしてしまいました。「こんなに頂いちゃって良いのかしら」と思いました。
[青木弁護士のコメント]~示談交渉上のポイント
Sさんの入通院治療期間はとても長く、受傷から症状固定まで3年間以上もかかりました。
本件は、Sさんがこの事故で家事労働をすることができなくなったことによる損害、つまり、休業損害と後遺障害逸失利益の両方について、全年齢の女性の平均収入に基づいた主張をし、その認定を受けることができたことが、賠償金額の大きなアップに繋がりました。
ある程度のご年齢の方ですと、女性の平均収入を下回る高齢者の方の平均収入を使って、その50%とか60%に基づいて休業損害や後遺障害逸失利益を計算すべきという反論を受けることが多くあります。しかし、Sさんは事故前、同居のご家族の家事を一手に引き受けておられ、非常にお元気であった点を主張し、全女性の平均収入を計算の基礎とすべきことを認めさせることができました。
ご依頼の感想
青木弁護士:
当事務所に実際にご依頼になってみて、いかがでしたか?
S様:
本当にありがとうございました!
入通院期間とその後の交渉の期間を通じ、相談できる窓口があるということは何より大切だと思いました。
また他のことでも何かあったら相談したいと思います。これからの人生に強い味方ができました。
オールイズワンの弁護士・事務局一同からお礼
青木弁護士:
当法人では、事件終了の際、被害者の方々への最終報告の機会を頂いています。
Sさんの件でも最終報告をさせていただきましたが、Sさんはご依頼後、通院治療を長期間お続けになられていたこともあり、ご依頼から解決までの長いお付き合いの日々について、昔話のように花が咲きました。
その最後に、Sさんは私たちに、とても素敵な贈り物を下さいました。竹製の行灯と花瓶です。
この花瓶に挿すほどの素敵はお花にはまだ巡り会っていませんが、行灯の灯りは実に美しく、毎日、夜が楽しみになりました。
代表の青木は、この行灯の傍らで本を読みながら、Sさんと共に戦った日々に思いを馳せているようです。
Sさん、素敵な贈り物と、素敵な思い出をたくさん頂き、本当にありがとうございました。