高次脳機能障害につき第2 級1号を取得し、総額1億円を獲得した事例
ご依頼者 | M様 |
後遺障害等級 | 第2級1号 |
傷病 | 脳挫傷 |
ご依頼の経緯
青木弁護士:
どのような経緯で当法人にご依頼いただいたのですか?
M様:
母が自転車に乗っているとき、自動車と接触し、頭に大きな怪我を負いました。これからの治療費や今後の生活費に負担が大きくなるので、とても心配になりました。きちんとした賠償金額を受けるべきだと感じたので、相談したほうがいいと考えました。
初めての相談
青木弁護士:
初めて相談にいらした時のお気持ちはいかがでしたか?
M様:
事故にあってから間もない時期で、緊張しながら来所しました。不安な気持ちを抱えて、初めて事務所を訪れたとき、「あれっっ」と思いました。誤解しないでほしいのですが、いい意味で弁護士っぽくないなと思いました(笑)。
自分は人見知りが激しいので、安心しきってしまいました。
話をしているうちに、「やる気満々です!!」という感じがとても伝わってきました。
でも、すごく親身に話を聞いてくれるし、何でも話せました。
今後の見通しなど、事件解決の流れもよくわかりました。
事故に遭ってすぐに弁護士さんに相談しても「等級を取ってから来て下さい。」と断られることもあると後から知りました。本当に、事故直後に相談を受けてくれて良かったと思っています。
初めて先生にお会いして一番印象に残って、嬉しかった言葉は、母の職業を聞かれ、「無職です」と答えると、「違います!!主婦です。」と言ってくれたこと。私は、日頃、母に世話になりっぱなしだったのですが、主婦がすばらしい仕事であることをわかってくれたのです。
細かいところまで、話を聞いて、すべて賠償につなげてくれるのではないかと思いました。話していて、この先生なら絶対間違いないなと思えたのです。
後遺障害の診断・医師面談
M様:
初めて母に会ってもらったのは、救急搬送先の病院でした。
全くの別人になってしまった母にたくさん話しかけてくれました。
主治医の先生と話してくれる中で、医学用語がたくさん出てきて、ちょっとびっくりしたのを覚えています。
その後、救急搬送先の病院は長期入院ができなかったので、リハビリテーション専門の病院に転院しました。その後、後遺障害診断書を作成する時期になりました。
損傷部位と症状が一致していることが、何よりも大切ということで、「お母様の変化を一番わかっているのは、ご家族だから。」と何度も話して、後遺障害診断書とともに提出する書類を作成しました。
症状固定後、多額の介護費用がかかることから、介護が必要だと言うことを主治医に書くよう、促してくれました。これがとても大きかったと思います。
青木先生が万端の準備をしてくれた上に、修正まで入れてくれたので、後遺障害等級の申請に必要な医師の書面はとても良い仕上がりにしていただけたと思っています。
「本当にここまでやるんだ!!」と感動したのを覚えています。
後遺障害等級取得
M様:
後遺障害診断書が完成し、自賠責調査が開始されましたが、等級取得の基準が公表されていないので、結果がわかるまで、どうなるのか心配と不安だらけでした。
2級取得の連絡が来たとき、心底、ホッとしました。
まずは、一安心。少し落ち着いたような気がしました。
示談交渉
M様:
金額的に大きくなるので、ある程度時間がかかるのはわかっていました。
相手保険会社からの回答がないことに、覚悟はしていましたが、やはり心配になりました。
しかし、賠償金額の結果を聞いて、「ここまでやってくれていたのか!!」と感じました。正直、ここまでの結果が出るとは思いもしませんでした。
ご依頼の感想
青木弁護士:
当事務所に実際にご依頼になってみて、いかがでしたか?
M様:
「本当に良かった。ありがとうございます。」それしかないです。
話しやすいし、ゆっくり相談ができたのも本当に良かったです。事件のこと以外でも、野球の話などで楽しませていただきました。
事故直後に依頼するとなると、長いお付き合いにはなります。でも、目指しているところが同じの人だと思えたのです。それで頼もうと思いました。
ご縁は本当に大切です。諦めなくてよかった、心底そう思います。
正直、母を抱えて、病院の屋上から飛び降りようと思ったこともありました。でも、一生懸命やってくれている人がいると思えたし、家族もいるから、何とか思いとどまりました。
保険会社に言われたことは、そうなんだ、と思ってしまいそうになるかと思います。泣き寝入りしてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
最初は、不安になるかもしれませんが、交通事故に遭ったらまず弁護士さんに相談してほしいと思います。青木先生は、「脳は取り替えがきかない」からこそ、もとの生活に近付けるように、適正な賠償金を受け取るべきだとおっしゃってくれました。
本当にそのとおりだと思いました。
青木先生に出会えて本当に良かった!