交通事故よくある質問(Q&A)

高次脳機能障害のセルフチェックの方法は?

高次脳機能障害のセルフチェックは、具体的な症状を確認する方法として有効な手段です。以下のようなリスト形式の質問に対して、その言動を振り返ることで、高次脳機能障害の症状を確認することができます。

【セルフチェックでよく使われる質問例】

  • 記憶障害
    • 最近の出来事や人の名前を思い出せない
    • 物の置き場所を忘れる
    • 同じ話や質問を繰り返す
  • 注意障害
    • 集中が続かない・作業ミスが多い
    • 複数のことを同時にできない
    • 周りの音や刺激で気が散りやすい
  • 遂行機能障害
    • 計画通りに物事を進められない
    • 臨機応変な対応ができない
    • 物事の優先順位が分からなくなる
  • 社会的行動・感情コントロール障害
    • 些細なことで怒ったり泣いたりする
    • 衝動的に行動し後先を考えない
    • 対人関係でトラブルが増えた
  • 失語・失認・失行障害
    • 言葉がうまく出てこない、言い間違いが多い
    • 見ているものの名前や用途が分からなくなる
    • 道具の使い方がわからなくなる​

セルフチェックはあくまで自身やご家族でおこなう確認方法です。必ず医療機関の専門的な検査を受けましょう。