高次脳機能障害になると働けなくなるの？

高次脳機能障害になっても、症状の程度や仕事内容によっては働くことは可能です。治療・リハビリによって症状が改善することで以前の仕事に戻れることもあります。

ただし、以下のような症状が重い場合、業務内容によっては支障を来たすケースもあります。

• 記憶障害
• 注意障害
• 遂行機能障害
• 社会的行動障害

症状によって向いている仕事・向いていない仕事が生じることがあります。「専門機関の就労支援サポートを受ける」「職場の理解や協力を得る」など、ご本人の負担を軽減して、無理のない範囲で就業することが大切です。