交通事故よくある質問(Q&A)

交通事故の後遺障害診断書は誰が作成するの?

交通事故の後遺障害診断書は被害者の治療を担当した主治医が作成するものです。もしも違う診療科を受診した際には、それぞれの科の医師に作成してもらう必要があります。ちなみに整骨院で治療を受けても柔道整復師は医師ではありませんので作成できません。
後遺障害診断書は後遺症の症状や程度を証明する書面です。医師には自覚症状を具体的に伝えることが大切です。また必要な検査は必ず確認して受けた上、機能障害や痛み・痺れの医学的根拠を書き入れてもらうようにしましょう。
高次脳機能障害や脊髄損傷などの場合は、等級申請時に医学的意見書等後遺障害診断書以外の必要書類があり、これを予め作成添付した上で等級申請しないと、後遺障害診断書のみ受け取った審査機関から医師が書類作成の依頼を受け、症状がよく分からないまま回答してしまうことがあるため注意が必要です。
後遺障害診断書の作成で不安がある場合、弁護士にサポートを受けることをおすすめします。

関連記事:後遺障害診断書とは?もらい方や医師が書いてくれない時の対処法について